クローゼットにたまりがちなホコリ!原因と対策を紹介

クローゼットは、衣類や様々なアイテムの整理・収納に活用できる便利なスペースですが、ホコリがたまりやすいという問題もあります。クローゼット内のホコリは衣類などに付着し、清潔さや快適さを損ねる原因となるほか、アレルギーやダニの発生源となる可能性もあります。
今回は、クローゼットを清潔に保つホコリ対策の工夫についてご紹介します。
そもそもクローゼットにホコリがたまる原因とは?

クローゼット内の環境を清潔に保つためにまず考えたいのは、「ホコリがたまる原因」です。
一般的に、クローゼット内にたまるホコリの出どころは主に二つあると考えられています。
一つは、衣類自体から出るホコリです。衣類の繊維どうしの摩擦から、劣化して小さな繊維が舞い上がることがあります。
もう一つは、外部からのホコリの侵入です。室内のホコリや空気中のちりが、扉の隙間からクローゼット内へ入り込み蓄積していきます。
ウォークインクローゼットの場合
ウォークインクローゼットは、広々としておりたくさんの衣類などを収納することができるスペースですが、その一方で、衣類自体から出たホコリがたまりやすい場所でもあります。
衣類の摩擦や劣化によって微細な繊維くずが発生し、少しずつウォークインクローゼット内でホコリとして降り積もっていきます。ウォークインクローゼットは閉じられた空間であるため換気が不十分で、内部で発生したホコリが外に逃げにくいことから、ホコリがたまりやすい環境であるといえます。
オープンクローゼットの場合
オープンクローゼットは、収納しているものが見えやすく、出し入れもしやすいというメリットがあります。一方で、収納しているものに室内のホコリが付着しやすいというデメリットもあります。また、ウォークインクローゼットとは異なり、衣類から発生したホコリが部屋中へと広がることも考えられます。
いずれのクローゼットでも、ホコリから衣類を守るためには対策が必要です。
これで安心!クローゼットのホコリ対策

以下では、クローゼット内でのホコリ対策のポイントをご紹介します。実践しやすいものから取り組み、クローゼットの環境づくりにお役立てください
付着したホコリを落としてから収納する

クローゼット内のホコリを最小限に抑えるためには、衣類に付着したホコリをしっかりと落としてから収納することが大切です。衣類に付着したホコリには目立ちづらいものもあり、気づかずそのままクローゼットへ収納してしまう場合があります。こうしてクローゼット内に運ばれたホコリが、次第に蓄積していきます。収納前には、衣類を軽く振ったり、軽く叩いたりしてホコリを落とすようにしましょう。
また、衣類が湿ったままだとホコリが付着しやすくなるので、洗濯した後にはしっかりと乾燥させることも大切です。
こまめな換気を行う

クローゼット内の換気をこまめに行うことも、ホコリ対策に効果的です。定期的にクローゼットの扉を開けて新鮮な空気を取り入れるようにしましょう。
換気によって湿気や古い空気を排出することは、ホコリの発生を抑えることにつながります。湿気が特に多い季節には、より換気の頻度を高めるよう意識するとよいかもしれません。
他には、クローゼット内に空気清浄機や除湿機を設置するのも効果的です。
収納方法を見直す

クローゼット内の効果的なホコリ対策として、収納方法そのものを見直すという方法もあります。
衣類などを密集させて収納すると、衣類同士の摩擦からホコリが発生しやすくなると共に、クローゼット内の空気の循環が滞りホコリがたまりやすくなります。
そのため、収納する際にはそれぞれの間に余裕を持たせ、風通しが良くなるように配置しましょう。
定期的に衣替えを行い、使用頻度の低いものは処分したり別の場所に保管したりと、クローゼット内の収納物を減らす工夫も効果的です。
洋服カバーを使用する

洋服カバーはホコリの付着から衣類を守ります。オフシーズンの長期保管だけでなく普段使いの収納にも使用しやすいもの、カビや汚れから衣類を守る効果をもつものなど、多様なラインアップがあります。

「高機能フィルター洋服カバー」は、フィルター効果の高い極細繊維層を含んだ3層の不織布を使用した洋服カバーです。マスクにも使われている不織布が、大切な衣類を花粉や小さなホコリから守ります。大きく開くサイドファスナー式で出し入れしやすいため、オフシーズンの長期保管だけでなく、普段使いの衣類の収納にも活用いただけます。
カバーの前面にある透明フィルムから一目で中身が分かるので、取り出しに迷うことはありません。便利な4つのポケットがついており、予備のボタンや端切れがどの洋服のものか分からなくなった...という経験がある方にもおすすめです。内側にある上部のポケットには防虫剤を、下部にある2つの透明ポケットには小物などを入れる、というふうにご使用いただけます。

高機能フィルター洋服カバー
使用しない衣類は整理・処分する

クローゼット内のホコリ対策には、使用しない衣類の整理や処分も重要なポイントです。
不要な衣類などをクローゼット内で保管しておくと、それだけホコリの発生につながり、ホコリがたまりやすくなります。定期的な整理整頓を行い、不必要な衣類を処分して必要な衣類だけを保管し、ホコリの発生を抑えることが大切です。
整理整頓のコツは、使用頻度や季節ごとに分類することです。サイズが合わなくなった、着用しなくなった衣類などがあれば、リサイクルショップやフリーマーケットなどで販売して処分するという方法もあります。