化学品・化成品分野 / 樹脂・化学品液状合成ゴム
液状合成ゴムは透明で無臭です。「反応性可塑剤」としての特性をもち、ゴムを練る際に使用することでゴムを軟化させるだけでなく、成形時にゴムと一緒に架橋させることができます。
従来のゴム可塑剤(鉱物オイル)は、成形時ににじみ出てゴムを汚して物性低下を引き起こしますが、<LIR>を使用するとこのような欠点を解消することができます。
特に、高機能が要求されるタイヤに適した可塑剤です。
特長
- 液状合成ゴムはクラレが開発した粘調な液状ゴムです。
- 残存モノマー、残存溶媒をほとんど含まないため、ほぼ無臭です。
- 「反応性可塑剤」としての特徴をもちます。分子量が高く、また分子内に二重結合を有する為、天然ゴム(NR)、SBR、BR、EPDMなどの固形ゴムと共架橋することができます。
- 官能基タイプは金属化合物、エポキシ樹脂、イソシアネート化合物、アミン化合物により架橋が可能です。
- また、光硬化タイプは、電子・紫外線による架橋も可能です。
主な用途
- ゴム製品(タイヤ、ロール、ベルト、ホース、履物)
- 粘接着剤(溶剤系、ホットメルト系、ラテックス系、光硬化系)
- シーリング材(自動車用、建築用)
- その他(アスファルト改質剤、潤滑油添加剤、バインダー)
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